2020年産Olive Oilも国際認証されました

日に日に気温も上がり周辺の山桜も満開になったオリーブ畑です…。

エキストラバージンオリーブオイル(以下EVOO)と言えば酸度や過酸化物価の数値が頻繁に使われますが、EVOOには国際オリーブ理事会(International Olive Council=英IOC/伊COI)が定める国際基準(世界基準=International Trade Standard)があり、紫外線吸光度やオレイン酸などたくさんの理化学的検査項目(数値基準)があり、Olive Oilのカテゴリーも国際オリーブ理事会によって定められています。

国際基準は、理化学的分析によるケミカルテストと人的味覚による官能検査(パネルテスト)の2つのテストに合格しないとEVOOの国際基準認証は得られません。

2020年産のOlive Oilもイタリアの検査機関『O.N.A.O.O』へ送り、理化学検査と官能検査を受け国際基準のEVOOの認証を受けました。

 今秋も美味しいOlive Oilが採油できるよう順調なオリーブ畑です。

※ IOC(International Olive Council インターナショナル・オリーブ・カウンシル)とはオリーブの分野における世界唯一の国際的な政府間機関です。

IOC は、スペイン・マドリードに本部をおく、オリーブオイルとテーブルオリーブの国際協定に基づく世界で唯一の政府間機関です。1959 年に、オリーブ栽培と生産の保護と開発のため、国際連合によって国際オリーブオイル協会(International Olive Oil Council/IOOC)として設立されました。その後、2006 年にインターナショナル・オリーブ・カウンシル(IOC)に改名されました。

IOC は、加盟国と協議をしながら、オリーブ業界発展のための政策作りを行っています。また、持続可能なオリーブ栽培の発展にも貢献しています。IOC プロデューサーメンバー(加盟生産国)で世界のオリーブ生産量の98%を占めています。

(IOC オフィシャルサイトおよび日本市場向けオリーブオイル啓発キャンペーンBelieve in Olive Oil サイトより)

・かがわオリーブオイル品質評価・適合表示制度『かがわオリーブオイル小豆島産プレミアム』適合しています。

農夫 高尾豊弘

Toyohiro Takao, Olive Grower

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