新しくオリーブ栽培で国際交流が始まります。

イタリア シチリア島からオリーブ栽培を主とするトップ農学者「ジュゼッペ・チチェロ」さんが、5月17日金曜日、オリーブ畑へ来てくれました。チチェロさんは、シチリアを代表するオリーブ栽培コンサルタントで農学者です。シチリアのオリーブ農業を世界屈指の高品質と一大産業に築き上げた第一人者です。オリーブに加えワインの専門家でもあります。
 蕾が多く膨らみ始めたオリーブ畑では、樹勢の見方や施肥の方法、剪定の仕方や時期、小豆島の気候や栽培歴史、軟弱徒長など主にオリーブ栽培を中心で、採油場では採油機を囲み、破砕、攪拌、遠心分離の3つの工程で、それぞれのポイントを変えることで、香りや味わいの変化があり、最新の採油技術や採油機など、栽培と採油のノウハウを教えてもらいながら意見交換しました。
 また、島外からたくさんのオリーブ関係の方々が集まり、一緒に勉強していきました。これからイタリア シチリア島を訪問する機会を得ながら国際交流が始まります。  


農夫 高尾豊弘